いなり、こんこん、恋いろは。 (5) (カドカワコミックス・エース)
- 作者: よしだもろへ
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/12/01
- メディア: コミック
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4巻に引き続きシリアス展開。今回はいなりが、厳しい現実に直面しましたね。だがそれがいい。正直、「変身能力を持ってる女の子」という設定が物語として 有効的に使われることが少ないなと思ってましたが、ここに至る流れであれば納得かと。ここまでも成長の兆しを見せてきたいなりですが、これでまた強くなれ るんでしょうね。
一方でうか様。神様であるがゆえに、成長という概念は無かったのでしょうが、ここで大事なことに気が付きます。でもそれはうか様の存在意義を問うものになるわけですね。いいですよ。ますます続きが気になります。
今回は墨染さんがいろいろ活躍していて嬉しい。「女の私は、これ以上望んだらあかん気がする」 このセリフはグッとくる。いい百合具合ですね。
全体としてはギャグ成分も濃厚で、しかも相変わらず小ネタが効いていて鋭いのが楽しめます。いいマンガに出会えたなあ。