とりあえずかいてみよう

読書とか映画とか音楽のことを書きます。書かない日もあります。でも書こうと思ってます。

瑕疵はあれども 筒井哲也『マンホール 下』

ニコニコ静画にて視聴。中盤で唐突に登場するハッカーの存在にかなり安易なご都合主義を感じるが、不満と言えばそれくらいで真犯人の動機や彼が辿る結末、社会(そして読者に)提起される問題など、どれもが忘れ難い印象を残す。刑事二人組のキャラが立っているおかげで最後まで集中して読めた。