とりあえずかいてみよう

読書とか映画とか音楽のことを書きます。書かない日もあります。でも書こうと思ってます。

見事な結末! 筒井哲也『予告犯 3』

ニコニコ静画にて読書。犯罪者に永遠のカリスマ性が付与されることなく、それでもなお本来の目的が達成されるという結末には感服するほかない。国産のクライムフィクションとしては小説や映画なども含めた上で最上質の傑作のひとつだと言えるだろう。

捜査視点のサイバー課の女刑事もいいキャラをしており、別な事件で彼女を再登場させてもらいたいものだと感じる。