とりあえずかいてみよう

読書とか映画とか音楽のことを書きます。書かない日もあります。でも書こうと思ってます。

ちょっと選曲に不満、というか 隔週刊クラシックプレミアム15

 

 特集はベートーヴェン(3回目)。ピアノ協奏曲第5番「皇帝」(グルダがピアノ演奏)と、ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための三重協奏曲(指揮カラヤ ン、ゼルツァー、ムター、ヨーヨー・マ)を収録。どちらも素晴らしい演奏で満足だったんですが、個人的には「大公のトリオ」も入れてほしかったなあという気持ちが。私があの曲を好きだというだけなんですが。

本誌では、中川右介さんの「演奏家の肖像」がムターについて。

「ムターは大きなコンクールとは無縁の 存在だった」「カラヤンが認めたというフレーズがあればそれで十分だった」

この辺の指摘、『のだめカンタービレ』でシュトレーゼマンにひっぱり出されていきなり世界デビューしたのだめのことを思い出しました。帝王カラヤンの秘蔵っ子 だった13歳の天才少女は、いつしか帝王と対等の存在となり、そして帝王の死とともに女王となった、という流れがあるそうですが、のだめはどうなるんだろ うねと、ちょっと漫画を読み返してみたくなったり。