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とりあえずかいてみよう

読書とか映画とか音楽のことを書きます。書かない日もあります。でも書こうと思ってます。

「翻訳文学」を愛する者ならば、読んでおきたい 越前敏弥『翻訳百景』

翻訳百景 (角川新書)

翻訳百景 (角川新書)

 

『ダ・ヴィンチ・コード』の翻訳で知られる著者が語る、翻訳の現場の裏側を綴ったエッセイ。ここでいう翻訳は文芸書に限られるが、異国の言語(ひいては文化)と日本のそれの間に立つ懸け橋としての職業にある人が持つべき矜持というものが伺え、決して堅苦しい内容ではないのだけれど、読んでいて自然と襟を正したくなる。
翻訳文学が出版市場で極めて苦しい立場にあることは、消費者として理解しておくべきことであり、そのために翻訳者や編集者がどんな努力をしているのかも分かっておきたい。それは自然と、読者の役割も明らかにしてくれる。

全国読書会マップ、弘前も載ってました! うれしい(準備中の段階のものでしたがw)