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とりあえずかいてみよう

読書とか映画とか音楽のことを書きます。書かない日もあります。でも書こうと思ってます。

まさしく「永遠の古典」 アーサー・コナン・ドイル『シャーロック・ホームズの冒険』

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シャーロック・ホームズの冒険 (創元推理文庫)

シャーロック・ホームズの冒険 (創元推理文庫)

 

第1回弘前翻訳ミステリー読書会の課題図書。紆余曲折あってこれに決まったのだが、再読して「これにしてよかった」と改めて思う。

ポオの存在を前提としても、短編探偵小説のフォーマットを完成させた功績は絶大だ。そしてこの影響下に発展していく黄金時代の本格長編探偵小説の大群に対し、ホームズ物語が持つ異質な部分にこそ「永遠の古典」として語り継がれる意味がある。

ひとつのジャンルのエポックメーキングでありながら、ジャンルの約束からはみ出した部分の魅力までもが桁外れに大きい。娯楽文学における最大の収穫のひとつと言って間違いないだろう。