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とりあえずかいてみよう

読書とか映画とか音楽のことを書きます。書かない日もあります。でも書こうと思ってます。

友情と恋の臨界点にあるもの 缶乃『あの娘にキスと白百合を 1』

蘭学園という中高大一環の女子高を舞台にしたオムニバス形式のシリーズ第1巻。冒頭1ページ目で「タイが曲がっていてよ」というセリフが出てくる程にマリみてオマージュが感じられます。メイン視点に立つのは表紙になってる二人で、「努力家の秀才(黒髪ロング)」「努力しない天才(茶髪ショート)」というややステロタイプな組み合わせですが、微妙にイメージを覆すキャラ付けが施されるなど、工夫が感じられます。以下、幕間の小噺も含め様々な少女と少女の関係性が描かれますが、友情と恋の臨界点が切なく甘酸っぱく描いていて、本当にツボでした。ごちそうさま。そしてすぐさまお代りを所望する。