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とりあえずかいてみよう

読書とか映画とか音楽のことを書きます。書かない日もあります。でも書こうと思ってます。

独特で克明な描写が売り 筒井哲也『予告犯 1』

ニコニコ静画にて読書。インターネット上に犯行を予告し、その宣言通りに犯罪を実行していく「シンブンシ」と、それを追う警視庁サイバー犯罪対策課の刑事たち、双方の視点から事件が描かれていく。

初版発行が2013年ということで活用されるwebサービスはどれもなじみが深く、かつ手あかのついていない独特で克明な描写が売りと言えるだろう。終盤で「シンブンシ」の動機が明かされるが、現代社会の病理の一端を鋭くえぐっており、説得力が高い。