チェス漫画。私自身のチェスの腕前は、序盤はそれなりに指せるけど中盤以降はどんどん駒の効きを見逃して駒損しまくって負ける、という程度のヘボですが。まあチェスのルールは理解してなくても読める内容です。
日本人のチェスの天才少年・犬伏黒六が18世紀のオーストリアにタイムスリップし、いろいろあって歴史上に残る自動チェス指し人形タークの中の人になる、というお話。『ヒカルの碁』における、平安時代に生きた天才棋士・佐為が現代に蘇るという設定の裏を突いているのかな、と思う。
作中にはマリア・テレジアなどの実在の人物も登場。1巻はキャラの顔見せ・背景説明という感じで、物語が大きく動くのは2巻からになりますね。とりあえず続きが気になる展開ではありました。