今回は1巻より濃密な感じで面白く読めました。より原作に忠実な方が楽しめるのは、やっぱり私がかつては重度のアル戦ヲタ・田中芳樹ヲタだったからでしょう。
さて、ギーヴが登場。矢尾一樹ボイスのアニメの印象が強いですが、荒川版もいいですね。タハミーネの前で女官を騙した咎について白を切るシーンは秀逸。小説じゃともかく漫画では表現しにくそうなシーンなのに、あれはエライ。
逆にサームはちょっと違和感。もう少し線の細い武将というイメージでしたが。ギスカール公爵も、もう少し恰好よくデザインして欲しかった。まあ両人とも、今後の描き方次第でありましょうが。
ファランギース登場は次巻かな。順調に先行きが楽しみであります。