カルルクとアミルの夫婦喧嘩。というか喧嘩なのかこれ。リア充爆発しろ。とか思った直後にすさまじいシリアス展開。ここに至るまでの流れを6冊かけてじっ くり描いてきた森薫は、まさしく現代日本最高峰の語り部の一人でしょうな。科学文明社会に生きる我々にとっては過酷極まりないであろう中央アジアの暮らし を、リアルかつノスタルジックに見せてくれたこの作品において、いわばひとつの破局が訪れたわけだ。そしてその破局こそがひとまずの平和をもたらすとい う、やるせないお話。ラストでアゼルがアミルに語りかける一言もまた素晴らしい。
そしてやっぱり、この漫画の最強キャラはばーちゃんですね。美味しいところ持って行きすぎでしょうw
あと、パリヤちゃんはもう、ツンデレという言葉の概念を遥かに超越しておる。アホすぎだろwwww